母の貯金方法

2017年8月10日

スポンサーリンク

うちの母は、帳簿を付けるのが大好きです。
電卓を使えないので、算盤(しかも五つ珠!)で。
この、毎日計算するのが、認知症予防に役立っているのかな?と思います。

しかし、貧乏な娘の母は、やはり貧乏な訳で
どーん!と貯金できる訳ではなく
小銭がいるからと、100円玉貯金やら
よくある500円玉貯金をしているようですが、
時々、ウーーーンと唸っています。

聞くと「今日は500円の貯金を捻出するための計算が難しい」
???と思うでしょ?

母は、昔々大昔、会社で経理をやっていたそうで、
しかも実は、「二重帳簿」を担当していたらしい(笑)
その会社はもうないので、時効ですね

なので、母の家計簿は複式帳簿(もどき)です。
総勘定元帳(家計簿)の他に、食費、日用品、銀行、病院etc など
いろいろな補助元帳があります。
(もどき)というのは、複式帳簿の基本である「仕分け」ー 振替伝票は作らないからです。

「二重帳簿」を担当していた母にとって
貯金(へそくり)は、表に出せないお金らしく(笑)
貯金の500円を捻出するためには
購入したものを家計簿に記入するときに、少しずつ下駄を履かせて確保するらしい。

私にとっては「意味不明」です。

いや、「貯金 500円」って帳簿に記入すればいいだけやん?

大体、そんなことしてたら、家計簿自体「嘘」の帳簿になってしまうし
ちなみに、下駄履かせた金額には印をつけているらしい(笑)
誰の目を欺かなあかんねん???

500円捻出するために、あっちに10円、こっち20円とか下駄はかせてたら
そりゃあ、計算面倒くさいでしょー

だから何度も
「貯金 500円」って書いたらいいやん
と言っているのですが、やっぱり下駄を履かせているようです(笑)

まあ、母は「記入すること」が目的で(後日見直して分析などはしない)
金額がぴったり合ったら「ぴったりやー」と満足しているので
認知症予防になるようなのでいいかな?と思っています。

しかし、私の貯金方法「多めに入金する」というのも
考えてみれば「下駄を履かせている」訳で・・・

DNAかしら?(爆)

スポンサーリンク


ランキングに参加しています。
応援していただけると元気が出ます!

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 楽しい貧乏暮らしへ 
にほんブログ村 シニア日記ブログ 貧乏シニアへ

日記

Posted by Kei